本と食べ物のブログ。

読んだ本、行ってよかった場所など。

外向型と内向型について。

外向型人間=アウトプットが好きな人、

内向型人間=インプットが好きな人、

 

なのではないだろうか?

 

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私は自分のメンタルが内向型だと思っている。

そして、外向型の人の方が、社会の色々な場面で有利だよな、ということを実感しています。

(MBTI診断をやってみても、やっぱり内向型だった(ISTP)。)

 

外向的な人は、自ら他の人と打ち解けようとするから、礼儀正しい・協力的な人柄だと他の人から認識してもらいやすいと思います。

 

だから、外向型っぽい振る舞いをして自分を変えようとしてみたり、

それがうまくいかないので、もう内向型でいいや、と開き直ったりもしました。

 

そんな中で読んだのが、

ジル・チャンさん著『静かな人の戦略書』。

 

著者のジルさんは、自分のことを他人と雑談をするのにもエネルギーを消耗してしまう、典型的な内向型だというが、アメリカのスポーツ産業のマーケティング職(外向型人間ばかりの分野)で成功した人。

 

内向型人間の良さを生かす、あるいは、デメリットを最小化するノウハウが、この本には書かれてありました。

「内向型人間が苦手とする場面」の例が随所に出てくるのだが、共感することばかり(つらい…)

 

 

読んでいる中で、私が考えたことは、

 

「内向型人間は、自分の内面に意識が向き過ぎている」

 

ということ。

 

自分の心の平穏を第一に考える人や、物事を落ち着いて、深掘りして考えたい人は、

他人の目線に意識が向かなくなりがちなものだと思う。

 

そういう人を客観的に見てみると、

「他人に対して配慮が足りない人」に映ってしまう。

 

ただ、内向型の人が他人に配慮していないかというと、それは逆で、むしろ色々な可能性を検討してしまうからこそ、沈黙してしまう人が多いと思う。

 

つまり、内向型人間は、

「色々考えてしまうが故にうまくアウトプットができない人」であり、

「情報を収集・検討することにじっくり取り組む力があるけれど、

それらをうまくまとめて表現することが得意ではない(=インプットに特化している)」

という特徴がある。

 

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一方、外向型人間はどうか?というと、

 

彼らは「他人と話しながら自分の考えをまとめていく」ことだったり、

「本や他の人から聞いた情報に基づいて自分でも行動を起こす(SNSでバズったお店に行ってみる)」

みたいなことを頻繁にやっている人たちだと思います。

 

アウトプットすることでこそ、

自分の記憶に残りやすくなったり、成果物が他の人の役に立ったりするものなのではないか?

と感じたということです。

 

底抜けに明るい人間にはすぐになれないけど、

自分の考えをまとめて発信するということが、社交性を上げるための第一歩なのかもしれないな、と思いました。